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2月16日 8年目 [日記]

バレンタインデーが近づくと、どうしても鳥羽の命日とういう頭になってしまいます。
早いもので8年です。

あの頃、アシスタントと自分の仕事が半々という生活で、まぁそれが自分の器だろうと思っていたのですけれど、どうにかこうにか自分の漫画だけで生活しています。
ありがたいことです。

さて、今年も鳥羽のお話をしましょうね。
鳥羽と初めて会ったのは中学1年の時。

あの頃から彼女はノートに漫画を描いていました。
それがまたおそろしく上手い。

彼女は学校の成績(先生の評価)と頭の良さと知識の広さは連動しないという典型のひとだった。

必要なこと以外話さない、好んで人を寄せ付けない、それでも、1度気を許せば笑顔も見せてくれる…そんな中学1年生。

私なんぞは体育会系の馬鹿者で、子供向けアニメ大好きのガキだったので、彼女の大人っぽさは別の世界の人というカンジもした。

何かのおりに中学の遠足の時の写真を見つけて「なぁ~んだ中学生の顔してるじゃん」とか思ってもみるけれど…。
当時の彼女は抗いきれない大人の事情の中で自分に折り合いをつけながら生きていた時期であったはずだ。
学校で私や私以外の友人と好きなことを話したり、描いたりしている時間が彼女にとって「年齢相応」の時間だったと思いたい。



あの頃、まさか17年後に一緒に住むことになるとは思いも寄らなかった。

一緒にいても、彼女は私とは住む世界が違うような気がしていました。

物理的にも、彼女は1日が30時間サイクルなことが多く、同じ家の中にいるのに私が起きている間、まったく顔を見ない日があったり…(笑)

それでも、同じ屋根の下に、お互いの嫌なところも好みも何もかも(かどうかはわからないけど)解っていてくれる誰かがいるということだけでどれだけ心強かったかしれない。

私がインフルエンザで寝込んだとき…
鳥羽が胆石でのたうち回ったとき…

物件の更新が来るたびに「まだ一緒で良いの?」と聞く私に「いいよ」とだけ答える鳥羽。

私たちはお互いにベクトルが違うが親との縁が薄い。
老後もおそらく一緒にいるんだろうと漠然と思っていた。

家族愛というのでも恋愛感情というのでもない結びつきというものもあるんですよ。
ある意味、これから多くなるだろう家族のカタチの1例だったのかもしれない。

鳥羽のようなカリスマ性は持てそうにないけれど、私は私の描けるもので、鳥羽の分も新しい仕事をしていこうと思う。


じゃあ、また来年。



アマゾンの鳥羽笙子のページです。→http://www.amazon.co.jp/%E9%B3%A5%E7%BE%BD-%E7%AC%99%E5%AD%90/e/B003UW56AY

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ゆりりん

今年もありがとうございます。

さとる先生もお身体ご自愛下さいませ。

by ゆりりん (2016-03-13 03:13) 

satoru

>ゆりりんさん
ありがとうございます。
by satoru (2016-03-18 20:24) 

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